2025年6月、Audibleで自己啓発系の本を聴いていた時期にハマった1冊です。「話し方のテクニック集だろう」と思って聴き始めたら、まったく違う内容でした。永松茂久さんの『人は話し方が9割』は、累計100万部を超えるベストセラー。テクニックよりも「相手への配慮」を中心に置いた、人間関係の本です。
本記事では、ソシャゲ廃人時代に人間関係も荒れていた40代独身(管理人)が、この本をAudibleで聴いて、その後の会話で何を意識するように変わったかを書きます。
「人は話し方が9割」
「人は話し方が9割」ってどんな本?
著者の永松茂久さんは、飲食店経営から始まり、講演・執筆活動で知られる方です。本書は2019年の刊行以来、累計100万部を突破した超ロングセラー。
内容は「うまく話すコツ」ではなく、「どう伝えれば相手に届くか」という視点が中心です。話術の本というより、人間関係の本として読む方がしっくりきます。サクサク読めて、1〜2時間で読み終わります。
この本の核心「正論は凶器になる」
一番印象に残ったのは、この言葉です。
「正論は凶器になる」
正しいことを言っているつもりでも、伝え方を間違えると相手を傷つけて関係が壊れる。正論だからこそ、真正面からぶつけない配慮が必要だということです。
これを読んだとき、身近にいた人のことが頭に浮かんで少し苦しくなりました。職場でも日常でも、「これは正しいことだから言って当然」という感覚で言葉をぶつけていた人が、身近にいたからです。
40代の管理人に刺さった4つの言葉
① 正論は凶器になる
前述の通り、最も刺さった言葉。「正しいかどうか」より「相手がどう受け取るか」を先に考える習慣をつけることが大切だと気づきました。
② 口の悪い人に良い人はいない
日頃の言葉遣いがその人の本質を表す、という指摘です。冗談のつもりでも、軽口や悪口が習慣になっていると、それが人格として定着してしまう。身近に口の悪い人がいたことを思い出しました。日頃の言葉遣いって本当に大事だなと改めて感じました。
③ 褒め言葉は謙遜せず素直に受け取る
「いやいや、たいしたことないですよ」という謙遜が過ぎると、相手の好意を否定することになる。これは日本人特有の癖で、言われてみれば確かにそうだと思いました。今は「ありがとうございます」だけで返すように意識しています。
④ 叱られた後は謝罪とともに感謝を伝える
反省の言葉だけでなく、「指摘してくれてありがとうございます」と伝えることで、叱った側も救われる。これは仕事でも使えると思い、実際に試してみたら上司の反応が変わりました。
身近で見た「言葉で損をする人」の話
身近に「言葉で人間関係を壊してしまう人」がいました。今振り返ると、その人は言葉の使い方に大きな問題があったように思います。
「なんでそんなこともできないの」「それは違う、こうするべき」——正論のつもりで放っていた言葉が、まわりの人を確実に傷つけていました。本人は気づいていない様子でしたが、その姿はずっと記憶に残っています。この本を読んで、「正しさ」を武器にして人間関係を壊してしまう構図がよくわかりました。
話し方を変えると、人間関係は変わる。資産形成と同じで、小さな意識の積み重ねが長期的に効いてくるものだと、その人を見ていて強く感じます。
こんな人におすすめ
- 人間関係でうまくいかないことが多いと感じている人
- 自分の言葉が相手に伝わっていないと感じている人
- 「正しいことを言っているのになぜか揉める」という人
- 「人は聞き方が9割」と合わせてコミュニケーションを整理したい人
2019年刊行・累計100万部超のベストセラー。話術ではなく、人間関係の本として読むのが正解です。
本書の特長:テクニックではなく「相手への配慮」が核
著者の永松茂久さんは、飲食店経営から始まり、講演・執筆活動で全国的に知られている方。本書の内容は「うまく話すコツ」ではなく、「どう伝えれば相手に届くか」「どう聞けば相手が話したくなるか」が中心です。Audibleなら2時間ほどで聴き終わります。
核心:「正論は凶器になる」
本書を貫くメッセージのひとつが、「正論は凶器になる」。論理的に正しい意見でも、相手の気持ちを無視して投げつけると、関係を壊す道具になる——という主張です。
たとえば、職場で同僚がミスをした時。「だから前から言ってたじゃん」「○○すれば防げた」——どれも事実として正しい。でも、その瞬間にその言葉を投げる必要があるかは別の話。本書は、「正しさ」と「届けるタイミング・伝え方」を分けて考えろと説きます。
この本を聴いて管理人が変えたこと
1. 「正論をぶつける癖」を意識して止めた
正直、聴くまで自分が「正論で人を傷つける側」だった自覚はあまりありませんでした。でも本書を聴いて振り返ると、職場でも、PDM ちゃんとの会話でも、家族との会話でも、「相手が落ち込んでいる時にあえて事実を突きつけていた瞬間」が思い当たります。
たとえば、相手が仕事で失敗して凹んでる時に「いや、それはお前のここがダメだったからじゃん」と返す——みたいな会話。本人は「励ますつもり」「次からの教訓のつもり」で言うんですが、本書を聴いた今だと、これは相手にとっては凶器だったのが分かります。
本書を聴いてから、相手が落ち込んでいる時はまず「そっか、それはきつかったね」「聞かせて」で受け止めるようにしました。正論を伝えるのは、相手が落ち着いた後の別のタイミングで——あるいは、伝えなくても相手は自分で気づくケースの方が多いです。
2. 「会話は聞くが7割」のスタンスに変えた
本書では「話したい人ほど話せず、聞ける人ほど好かれる」という主張が繰り返されます。会話は自分が主導権を握って話すものではなく、相手に話してもらうために自分が聞くもの——という考え方。
これは管理人にも刺さりました。ソシャゲ廃人時代は基本的に自分の課金額・ガチャ結果・敵対プレイヤーへの愚痴を一方的に話すモードで、相手が誰でも内容が同じでした(思い出すと恥ずかしい)。
本書を聴いてから、職場でも私生活でも、まず「相手の話を最後まで聞く」を徹底しています。途中で遮らない、自分の意見を被せない、ただ聞く。これだけで会話の質が明らかに変わりました。
3. 本書の「拡張話法」を頭に置くようにした
本書で紹介される会話テクのひとつが「拡張話法」。相手の言葉を受けて、感嘆→反復→共感→称賛→質問の順で広げていく話法です。
例:「最近副業始めたんだ」「えーすごい!(感嘆)副業始めたんだね(反復)。それ、勇気いったんじゃない?(共感)行動力すごい(称賛)。何の副業?(質問)」
最初から完璧にやろうとすると不自然になりますが、「相手の言葉をまず受け止める」という最初のステップだけでも意識すると、会話の入口が変わります。完全には体得できていなくても、頭に置いておくだけでも会話のクセがやわらぎます。
印象に残ったポイント:「悪口は相手より先に自分を傷つける」
もうひとつ刺さったのが、「言葉は相手に対してではなく、自分自身に最も影響する」という指摘。他人の悪口を言っていると、その悪口を脳が「自分のこと」として処理して、自分の自己肯定感が下がる——という話。
これは管理人がソシャゲ廃人時代に「あいつ絶対泣かす」みたいな敵対プレイヤー悪口を言いまくっていた時期に、自分の気分も最悪だった理由がやっと分かった気がしました。悪口は相手より先に自分を傷つける。これに気づいてから、愚痴・悪口・批判を意識的に減らしています。
2025年6月にこの本を聴いてから、1年でどう変わったか
- 正論をぶつける癖を、ほぼ止められた(完全ではないが意識して減らした)
- 会話で「聞くが7割」のスタンスを習慣化
- 悪口・愚痴を言うのを意識的に減らした
- 結果として、職場・PDM ちゃんとの関係が穏やかになった
劇的な変化はないけれど、「会話のあとで嫌な気分が残ることが減った」のが一番大きい体感です。
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こんな人にとくに刺さる
- 「正論を言って嫌われる」経験がある人
- 会話のあとで「言いすぎたかも」と後悔しがちな人
- 過去の人間関係を振り返って反省したい人(管理人タイプ)
- 職場・家族との関係を改善したい人
- 話すのが苦手で「もっと聞ける人」になりたい人
まとめ
『人は話し方が9割』は、ソシャゲ廃人時代に人間関係も荒んでいた40代独身が「言葉の使い方を見直す」きっかけを作ってくれた本です。話術の本というより、自分の言動への反省ノートとして読んでいました。
姉妹本の『人は聞き方が9割』と合わせて聴くと、コミュニケーション全体の考え方が整理されます。Audibleで通勤・家事中に聴くと、語り口が穏やかなので頭に入ってきやすいです。
💡 本書を「聴く」という選択肢
本記事の本も含めて、管理人はAudible(オーディブル)で聴きました。通勤・家事・散歩の時間が読書時間に変わるので、紙の本を読む時間が取れない人にとくに有効です。
30日間の無料体験があるので、合わなければ解約すれば0円。ビジネス書・小説・自己啓発まで幅広いジャンルが対象です。

