「一人暮らしで光回線って、ほんとに要るんだろうか」——毎月4,000〜5,000円の固定回線代を見て、そう思ったことがある方は多いと思います。
先に結論です。
この記事の結論
- 動画視聴が中心で、対戦型のオンラインゲームをしないなら、スマホ+テザリングへの一本化は現実的に「アリ」でした。
- 管理人は固定回線を解約して1年以上テザリングだけで生活。携帯+固定回線の通信費は月9,000円減りました。
- ただし不便な点も確実にあります(光より遅い・電池消費・スマホ自身のWi-Fi必須機能)。向き不向きを正直に書きます。
管理人は長年「スマホ+自宅の固定回線」の2本立てでしたが、スマホを乗り換えた後、まずテザリングだけで生活してみて、問題ないと確認できてから固定回線を解約しました。以来、自宅のネットはすべてスマホのテザリング(スマホの回線をPCに飛ばす機能)でまかなっています。
この記事を読むと、(1) テザリング一本化で何ができて何が不便か、(2) 自分が向いているかどうか、(3) 移行するときの失敗しない手順、が分かります。
管理人の通信費はこう変わった
実際の数字(管理人の場合)
- スマホ:大手キャリアから楽天モバイルへ乗り換えで 月8,000円 → 3,400円(請求実額)
- 自宅の固定回線(月4,400円):テザリングに一本化して解約
- 合計:月9,000円・年間約11万円の削減。1度の手続きで、その後ずっと効いています
固定費全体の見直しの話は「固定費を見直したら年間13万円以上浮いた話」に書いています。この記事はその中の「通信費」を深掘りした続編です。
1年やってみて、普通にできたこと
- 動画視聴:管理人はYouTubeなどの動画をかなり見るほうですが、普通に見れています。ここが一番心配でしたが、拍子抜けでした。
- PC作業:このブログの執筆・更新も含めて、自宅のPC作業はすべてテザリング経由です。
- データ量:月100GBくらい使っていますが、データ無制限のプランなので残量を気にしたことがありません。
「一人暮らし・動画中心・在宅で重い通信をしない」という使い方なら、固定回線の出番は思った以上にありませんでした。
正直、不便なこと4つ
ここを書かないと提灯記事になるので、正直に。
① 速度は、光回線よりは遅い
体感として、光回線に劣るのは事実です。動画視聴やブログ作業には支障がありませんが、「光と同じ快適さ」を期待すると裏切られます。大きなファイルのダウンロードには時間がかかります。
② 対戦型のオンラインゲームには向かないと思う
管理人はオンラインゲームをやらないので断言はできませんが、FPSのような応答速度がシビアな対戦ゲームには厳しいと思います。ゲームを本気でやる人は、固定回線を残すほうが無難です。
③ スマホ自身の「Wi-Fi必須機能」は賄えない
テザリングは「スマホの回線を他の機器に飛ばす」仕組みなので、スマホ自身がWi-Fiを必要とする機能はカバーできません。管理人の場合、iPhoneのバックアップ(iCloud)がWi-Fi前提のため、自宅では取れず、外のWi-Fiを借りてしのいでいます(機種や設定によっては、モバイル通信でのバックアップに対応している場合もあります)。ここは一本化の構造的な弱点です。
④ スマホの電池消費が大きくなる
テザリング中はスマホが通信の親機として働き続けるため、電池の減りがはっきり早くなります。管理人も、テザリングを長く使う日は充電しながらの運用が基本です。
充電回数が増えるぶんバッテリーの劣化も進みやすくなるので、自宅では充電ケーブルを挿したまま使う・モバイルバッテリーを1本置いておく、あたりが現実的な付き合い方です。
向く人・向かない人
✅ 向く人
- 一人暮らしで、ネットの用途が動画・SNS・調べ物・ブログ程度
- スマホがデータ無制限(または大容量)のプラン
- 毎月の固定費を1円でも下げて、浮いた分を貯蓄や積立に回したい
❌ 向かない人(固定回線を残すほうが無難)
- 対戦型オンラインゲーム(FPS等)をやり込む
- 在宅勤務で大容量の通信・常時ビデオ会議が必須
- 家族など複数人で同時にヘビーに使う
移行するなら:失敗しない3ステップ
STEP1:今の通信費の合計を出す
スマホ代+固定回線代の月額合計を確認します。管理人は合計12,400円でした。ここが削減の出発点です。
STEP2:スマホを無制限プランにして「併走期間」を作る
重要なのは、固定回線をいきなり解約しないこと。まずスマホ側をデータ無制限にして、固定回線を残したまま数週間「テザリングだけで生活できるか」を試します。自分の生活で困らないと確認できてから次へ。管理人もこの順番で移行しました。
STEP3:問題なければ固定回線を解約する
解約前に、違約金・更新月・機器の返却や撤去費を必ず確認してください。ここで数千円〜の出費が発生する場合がありますが、月4,000円超がずっと消えることを考えれば、多くの場合すぐ回収できます。
管理人が1年以上使っているのは楽天モバイルです(データ無制限のプランでテザリング運用・月100GB使用)。
※料金プラン・条件は変わることがあるため、最新は公式サイトでご確認ください。
浮いた月9,000円の行き先
固定費の削減が変動費の節約より強いのは、一度やればずっと効くからです。管理人はこの浮いた分を、そのまま新NISAの積立に回しています。
月9,000円を長期で積み立てたらどうなるかは、資産形成シミュレーターに入れてみると実感できます。固定費見直し全体の話はこちらの記事へ。
まとめ:「動画中心・ゲームなし」なら一本化はアリ
- 動画視聴中心・対戦ゲームなしの一人暮らしなら、テザリング一本化は1年やってみて現実的に「アリ」でした
- ただし光回線より遅い・スマホ自身のWi-Fi必須機能(バックアップ等)は賄えない、は織り込むこと
- 移行はいきなり解約せず、無制限プラン+併走期間→確認してから解約の順で
通信環境は使い方や地域・建物によって変わります。この記事は管理人個人の1年間の体験に基づくものとして、参考にしてください。






