iDeCoを 使うか/使わないか 迷っている方、そして 既に使っていて損したくない 方向けに、iDeCo総合シミュレーターを公開しました。
▶ Rebuild40 iDeCo総合シミュレーター(完全無料・登録不要)
なぜ作ったか
iDeCoは「入口(節税)・中間(運用)・出口(受取税)」の3段階で税金が動く制度。多くのシミュレーターは入口の節税額しか計算しないため、出口の受取税まで含めた本当の手取りが見えにくいのが現状でした。
さらに、2026年1月から「5年ルール」が「10年ルール」に改正され、退職金との受取タイミングで損するパターンが増えています。
このツールの位置づけ
「iDeCoを使う/使わないを判断するため」のツール。
「使うと決めた人が損しないため」のツール。
iDeCoを始めた人・検討中の人が、損しない判断をするための計算機です。
主な機能
① 入口:節税額の計算
- 年収・配偶者控除・扶養控除を踏まえた限界税率判定
- 住民税10%+復興特別所得税1.021倍まで含めた厳密計算
- 年間節税額と累計節税額を表示
② 中間:運用シミュ
- 月次複利・月末積立(楽天証券・SBI証券と同じ計算式)
- 信託報酬を差し引いた実質利回りで計算
③ 出口:受取税の自動最適化
- 一時金 / 年金 / 併用 の3パターン比較
- 退職所得控除・公的年金等控除を正しく適用
- 受給開始タイミング(60/65/70/75歳)4パターン比較
④ 2026年1月改正対応:10年ルール・19年ルール
- iDeCo先・退職金後の 10年ルール(旧5年から延長)
- 退職金先・iDeCo後の 19年ルール
- 受給順序を自動判定して控除削減の有無を計算
⑤ 国民健康保険料への影響
- iDeCo年金受取が国保料に与える影響を自動加算
- 低所得世帯の7割/5割/2割軽減も対応
- 「社保継続」「国保切替」で表示切替
⑥ 新NISA・特定口座との3者比較
- iDeCo・新NISA・特定口座(20.315%)の純メリットを並列表示
- 「節税ロンダリング」コンボの解説
使い方
3つのプリセット(40代独身中央値・高所得共働き・50代後発組)から自分に近いものを選ぶだけで、即座に結果が表示されます。あとは入力欄を変えて自分の数字で試せます。
iDeCoのリスクも正直に
iDeCoには「政治リスク × 長期拘束」というデメリットもあります:
- 60歳まで引き出せない(流動性なし)
- 制度改悪リスク(既に2026年1月で5年→10年ルールに改悪)
- 将来「退職所得控除÷2課税」の見直し議論も進行中
本ツールは現行ルールでの最適化を提示しますが、制度リスクを念頭に置いた上で、新NISAとのバランスを考えて使ってください。
健康寿命との兼ね合い
シミュレーション上は受給開始75歳が最大メリットになるケースが多いですが、日本人の健康寿命は男性約72歳・女性約75歳。お金が最大化されても、それを楽しめる体力・健康があるかは別問題です。
「金額メリット最大 ≠ 人生メリット最大」という視点で受給開始年齢を選んでください。本ツールでは75歳推奨が出た場合、この警告も表示します。
関連シミュ
- 新NISA 40年資産シミュレーション — 月次複利・取り崩し対応
- FIRE取り崩しシミュレーション — モンテカルロ法・成功確率
- 夫婦の資産運用シミュレーション — 夫婦別・年金合算
- ふるさと納税 控除限度額シミュレーター — 副業・iDeCo対応
- 過去実績 投資シミュレーション — 13ファンド対応
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